
温度センサ | 熱電対
MCA-HN

概要
ゼーべック効果を利用して温度を測るために作られたものです。2種類の金属を接続して、接続点の一方を熱接点、他方を基準接点(出力端子側)とします。この2つの接点をそれぞれ違った温度にするとその温度差と一定の関係にある熱起電力が生じます。そこで、基準接点を一定温度にしておけば熱接点の温度を知ることができるわけです。熱電対はこの原理を利用したセンサで、接触式温度センサーの中では最も高い温度まで測れる唯一のセンサです。
特徴
- 広範囲温度計測
- 端子箱付き
- 頑丈で機関の振動に耐える構造設計
主な仕様
| 型式 | MCA-HN |
|---|---|
| 公称抵抗値(at 0℃) | 熱電対 |
| 電流値(mA) | 2 |
| 使用温度範囲(℃) | 0~750 |
| 保護管材質(標準) | SUS304 |
| 保護管 | ダブル |
| 端末形状 | 端子箱 |
| 標準寸法L(mm) | 100, 120, 150, 200 |
| 外径φD(mm) | 12、15 |
| 取付ねじS | G3/4, M24, M33, G1/2 |
| 用途 | 冷却水、潤滑油、燃料油、海水系統 |
| 備考 | 標準寸法、外形、取付ねじは規格上任意に組み合わせるものではありません。 |