導入事例

スマートクルージングアシスト

スマートクルージングアシスト

製品説明

燃費の見える化をターゲットとした、船舶のエンジンの燃費状況をわかりやすく視認性の高いグラフィックで表示し、タッチパネルで操作可能とした。また内蔵SSDにデータ蓄積ができ、船陸通信や無線通信機能を拡張できる画期的なシステム。

開発背景

環境対策の一環として船舶の燃費の見える化が注目されているなか、某大手エンジンメーカーより開発要望があった。当社はこの製品で従来のアナログシステムのイメージから脱却し、デジタル表示の分野でも、十分な提供能力があることを証明したく、開発に踏み切った。数年間、船主様の経験を取り入れ、エンジンとソフトウェアの融合を行い、さらに視認性の高いグラフィックをデザインしてやっと商品化を遂げた。今後次世代船舶には不可欠な装備とされ、船主様が船の管理がもっと手軽に、尚且つ環境に貢献する。

特 徴

  • 船舶の機関室、操舵室に設置。視認性、デザイン性が高いグラフィックメータ画面により、現在の燃費、エンジン負荷状況等を表示。機関性能を検出する各種センサは5種類 (回転数,給気圧力, 潤滑油圧力,冷却水温度,排気温度)

  • 過去の燃料消費量と現在のデータを比較をすることが可能。

  • 航行中にリアルタイムで検出した機関性能データから、陸上運転での機関回転数と給気圧力等のベースデータとを比較演算して出力と燃料消費量の関係から航行中の燃料消費量を推定表示。

  • データを1秒周期で収集して、約10年分のデータを保存可能

  • 定期点検やメーカ推奨の部品交換時期を項目ごとに表示することが可能。

  • 船陸間移動通信により、陸に居ながらリアルタイムで状況把握が可能。

  • 920MHz 無線通信ユニットにより、1Km程度の近距離 無線通信が可能。

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