導入事例

オイルミスト検出器&警報監視システム

オイルミスト検出器&警報監視システム

製品説明

オイルミストディテクタを船舶エンジンのクランクケースに差込み、オイルミスト濃度を測る装置。センサ部は測定したミスト濃度を電子信号に変換しモニタに送信。ミスト濃度が一定値を超えた場合、警報が発生。大手船舶エンジンメーカに採用され、年間数千本出荷している。

開発背景

シリンダボア径が300㎜以上のエンジン、また出力が2,250kW以上の舶用エンジンに対し、オイルミストディテクタの設置が義務づけられたことにより、船舶の火災防止、洋上の安全を守る重要な装置だと判断し、また大手エンジンメーカーの依頼により開発を開始した。当初は微圧式を開発したが、感度が低く安定しないため、現在の光学式センサーを開発した。この製品の使用により、船舶の火災事故が大幅に減らされ、洋上の安全を大きく貢献した。

特 徴

  • ノズルを挿入して、ノズル先端で吸気、排気をすることが可能。
  • 小型FAN内臓により自己吸引が可能。
  • オイルミスト濃度検出は赤外線を利用した光散乱方式で行われ、ミスト検出部にパルス駆動方式を採用。高感度で高速応答を実現。
  • オイルミスト汚染防止対策としてミスト濃度検出部を油親カバーで保護。
  • 世界有名船舶エンジンライセンサーの認定及び各国船級を取得済。

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