LNG温度センサ
製品説明
液化天然ガス(LNG)の漏れを検知するための温度センサ。造船会社の需要と使用場所に応じ、オーダーメードで対応。 1982年より提供し続け、世界一のマーケットシェアとKnowhowを持つ。
開発背景
当社は1936年創業以来、船舶用センサメーカとして成長。60年代に日本は高度成長期に入り、石炭、石油の汚染がひどくなったため、LNGが重要視されている。電力、ガスに使われるため、1968年より初めて日本に導入された。1973年に石油危機発生していたため、エネルギー政策に影響し、LNGの使用は更なる多くなった。日本は島国であるため、欧米のようにガスパイプラインでLNGを輸入できない。80年代当時LNGを輸入するため、日本ではLNG船の建造が盛んになっていた。当社はLNG船運行の安全に貢献できると判断し、高品質LNG用極低温センサを開発し商用化した。以来当社はLNG船用温度センサーを世界中の8割以上のLNG船に提供してきた。LNGというクリーンエネルギーを広げ、日本のみならず、地球の環境に貢献している。現在は、新エネルギーといわれる液化水素ガス用のセンサも開発成功している。これにより-253℃の高精度温度計測も可能となっている。
特 徴
- マイナス200℃からプラス100℃までを高精度で測定可能。
- LNGタンクから配管まで、異なる設置場所にあわせるセンサと必要な装着ツールを提供。
- 確固たる実績による長い耐用年数を確保。1982年以降 約400隻の納入実績で耐用年数は20年前後を実現。
- 品質にこだわり、極めて低い不良率での提供が可能。
- 世界各国の船級を取得。
- MOS型、メンブレン型、SPB型、KC-1型等の幅広いLNGタンクに使用実績あり。